両建てとは、同一の銘柄で買い・売り両方の建玉を持つことです。
両建てによって、株価がどちらに動いてもそれぞれの建玉の損益が相殺されることになります。
例えば、下落基調を辿っていた銘柄Aが下げ止まりを見せはじめ、「そろそろ底を打ったかも」と判断して反発を期待して買い建てを入れたものの、さらに下げ始めてしまった時に売り建てをおこないます。
両建てにすることで、損失の拡大をヘッジするわけです。
その後、株価がもう一段下落し、あらためて底打ち反転を確認したところで売建て玉を返済し、さらに株価が上昇したら最初の買い建玉を返済するというものです。
