上場銘柄の初値が決まるまでは、通常時の注文とルールが異なります。
新規上場銘柄について初値が決定する前までは、注文可能価格帯が設定されております。
注文可能価格帯の上限・下限価格は、以下のとおりになります。
■各取引所における初値決定前までの注文可能価格の上限及び下限
上限価格:公募・公開価格の4倍
下限価格:公募・公開価格の4分の1
<立会い開始時にすぐ初値が決定しない場合 >
■各取引所における初値決定前の気配値段の上限及び下限
気配更新の上限:公開価格の2.3倍
(特別気配の更新については、需給動向をふまえ公開価格の5%、更新時間10分、または通常の気配の更新値幅、更新期間3分をもっておこないます。)
気配更新の下限:公開価格の0.75倍
(特別気配の更新については、通常の気配の更新値幅、更新期間3分をもっておこないます。)
<初値がついた場合>
初値が決まった後は、初値を当日の基準値段として、通常の値幅制限が設定されます。
なお、制限値幅が設定された時点で、値幅を超えた注文分は取引所で失効となり「できず」になります。
■初値決定後の上限及び下限
上限価格(ストップ高)=初値+初値がついた価格帯の制限値幅
下限価格(ストップ安)=初値-初値がついた価格帯の制限値幅